セロテープ®ができるまで

  • 1 セロテープ®ができるまで

    ニチバンでは1947年にセロテープ®の製造を開始しました。これまでの販売量を長さに換算すると、なんと地球4,500周分に相当します!
    愛知県安城市にあるニチバン安城工場では、1967年からセロテープ®を生産しています。

  • 2 セロハンの製造

    セロハンの原料は木材チップです。木材チップから「パルプ」と呼ばれる植物繊維のかたまりができます。パルプを溶かして化学反応を起こすことで、透明なセロハンフィルムが作られます。セロハンは専門の工場で製造されています。

  • 3 粘着剤の製造

    粘着剤の主原料はゴムの木から取れる天然ゴムです。産地から届いた天然ゴムの塊を切り分け、ローラーで何度も伸ばし薄く柔らかく加工します。加工したゴムを、天然樹脂等とともに釜に入れて約半日撹拌すると、粘着剤ができあがります。

  • 4 セロハンの加工・処理

    専門の工場から届いたセロハンに加工をしていきます。セロハンの表面にはくり剤、裏面に下塗り剤、粘着剤を塗工し、4層構造のテープとなります。乾燥機で乾燥させて巻き取ります。

  • 5 切断・検査・出荷

    長い筒状の巻心に巻き取ったテープを、ロールケーキをカットするように一定の幅に切り分けていきます。重さが正しいか・ゴミの混入がないかなどを検査して、箱詰めします。倉庫に保管されたセロテープ®は、順番に全国へ出荷されます。